研究課題/領域番号 |
11694020
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
伊藤 一 小樽商科大学, 商学部, 教授 (10241415)
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研究分担者 |
新田 都志子 (財)流通経済研究所, 特別研究員
和田 一夫 東京大学, 経済学研究科, 教授 (20121478)
田島 義博 学習院大学, 経済学部, 教授 (40080361)
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キーワード | 小売 / 購買 / AMOS / バイヤー / 英国小売業 |
研究概要 |
各研究者からのアドバイスを受けて、さらに海外調査研究協力者であるGary Daviesら支援をえて日本の調査の解析と結果の報告を本年度は行った。調査の具体的結果については、英国の調査票により英国と豪国の調査で適切に尺度、態度などが測定されてきた。研究の目的はバイヤーが商品を選択する際利用する要素を解明することにある。上記の経済的尺度とバイヤー属性の尺度だけでなくバイヤーの態度や先行変数も分析モデルに組み込み、同時に成果変数への関連と上記3要素間の関連についてStructure Equation Modelを利用して解析した。また既に行った英豪のデータを利用して新たに加える日本のデータとの比較を行う。これにより日本型と西洋型の小売バイヤーの意思決定の違いを考察した。ほぼ共通の調査票を利用して日本のデータを収集し調査票の質問項目の問題点を上述したがこの点を考慮に入れてできる限り共通の質問表を作成した。結果、日本のモデルでは経済的尺度としては価格が強く影響していた。バイヤーの態度では印象とともに合理的な思考を示す要因が強く取引継続への変数と関連していた。協力者(G. Davies, R. Chun)を招いて8月に小樽商科大学の設立90周年記念シンポジュームにて共同研究者とともに分析結果を公開した。以上の結果を海外の学術論文に投稿するためにディスカッションペーパーとして著作権を得た。
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