研究分担者 |
鳩貝 太郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
三宅 征夫 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 部長 (50000071)
小倉 康 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 主任研究官 (50224192)
瀬沼 花子 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (30165732)
猿田 祐嗣 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
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研究概要 |
TIMSS-R CLASSROOM VIDEOTAPE STUDYによって,1999〜2000年に日米を含む5カ国で収録された各100時間程の中学2年の理科授業ビデオを基礎的データとし,これに関わる各国の研究者の協力の下,授業ビデオの分析法を国際的に検討するとともに,わが国の理科授業の水準を国際的に評価するために,研究最終年次の本年度は以下の研究を実行した。 1.11月に渡米し,TIMSS-R CLASSROOM VIDEOTAPE STUDYにおける理科と数学の授業ビデオの分析過程を調査するとともに,両国の理科授業分析手法について協議を行った。 2.平成12年度の研究成果について,国内の学会で発表した。 3.米国,オーストラリア,オランダ,チェコに渡航し,わが国で開発した理科授業ビデオ分析法を用いた相互の授業ビデオの分析研究を推進することについて協議した。 4.わが国の理科授業ビデオデータの分析事例として,わが国で典型的で高く評価されている4つの理科授業ビデオについて国内外の教師教育に活用するためのCD-ROMを制作した。 5.TIMSS CLASSROOM VIDEOTAPE STUDYの成果と,TIMSS-R CLASSROOM VIDEOTAPE STUDYの進捗状況について報告した。 6.研究成果を広く国内外に普及させるため日本語版と英語版で研究成果報告書を作成した。 なお,本研究の成果は,基盤研究(A)(2)「わが国と諸外国における理科授業のビデオ分析とその教師教育への活用効果の研究:IEATIMSS-R授業ビデオ研究との協調」(研究代表者:小倉康,課題番号:12308007)に引き継がれ,平成14年度以降もさらに発展した成果が得られる見通しである。
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