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2001 年度 実績報告書

遠隔協調学習の効果の計量化のためのモデル構成と評価方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11694045
研究機関メディア教育開発センター

研究代表者

永岡 慶三  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90127382)

研究分担者 小林 登志生  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (20186753)
川淵 明美  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30195135)
坂元 昴  メディア教育開発センター, 所長 (00016338)
大西 仁  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (40280549)
望月 要  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80280543)
キーワード遠隔協調学習 / CSCL / コミュニケーション科学 / 遠隔教育 / 異文化交流 / PBL
研究概要

本研究は科学研究費補助金の旧国際学術研究での申請によりスタートしたもので,米国スタンフォード大学(SLLスタンフォード学習研究所)との共同研究により年間数回の研究討論や協議を行うとともに,メディア教育開発センターとスタンフォード大学間を結ぶ国際間遠隔協調学習の試行実験を企画,実行した.遠隔協調学習というこれまでの教育分野において試みられてはいるが,決して経験の蓄積が多くはない新しい教育方法の効果を科学的に測定,評価するためのモデルの構成と評価方法の開発を目的とする.コミュニケーション科学としての遠隔協調学習のモデルを情報学的立場と認知心理学的立場の両面からの検討・構築をめざすものである.
本国際高速回線は,メディア教育開発センターからは幕張ギガビットリサーチセンターへレーザ光中継器による専用回線で結び,日本国内のギガビットネットワークJGNへ接続し,さらに太平洋間をAPAN/Transpacを経て米国シカゴの接続ポイントへ至り,米国内をAbilene, CALREN-2により接続してスタンフォード大学キャンパスに至る経路を持ち,常時,数10Mbpsの帯域が利用可能である.
実施された実験研究は以下のとおりである.
1)プロジェクト・ベースド・ラーニングに基づく国際間遠隔協調学習ならびに遠隔微細作業指導の実施
2)ウェブベースの同時双方向交信による異文化コミュニケーションでのチャット&ディベート方式の実施
3)京都スタンフォード日本センターにおけるME133(機械設計論講義)の状況論的学習の効果実証を目的とした国際間遠隔教育実施に関する調査分析

  • 研究成果

    (12件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (12件)

  • [文献書誌] 田中健二 他: "高精細度映像(WHD : Wide/Double HD)伝送システム"電子情報通信学会論文誌D-II. Vol.80No.6. 1094-1101 (2001)

  • [文献書誌] 田中健二 他: "QHD(Quadruple HD : 3840^*2048画素)映像の主観評価実験とQHD映像を用いたアプリケーションの提案"信学技報IE2001. 124. 59-63 (2001)

  • [文献書誌] 西堀ゆり 他: ""Communicative and Collaborative Language Learning with Knowledge Media(IntelligentPad)""Proceedings of the 9th International Conference on Computers in Education. 3. 1579-1584 (2001)

  • [文献書誌] 西堀ゆり 他: "英語教育におけるメディア・ツールの役割"平成13年度情報処理教育研究集会講演論文集. 193-195 (2001)

  • [文献書誌] 西堀ゆり 他: "遠隔協調学習におけるメディア・ツールの結合-英語ライティング授業における映像活用効果-"教育システム情報学会第26回全国大会講演論文集. 341-342 (2001)

  • [文献書誌] 西堀ゆり 他: "インターネットが磨くコミュニケーション能力-外国語教育システムとしてのChat' n' Debate"教育システム情報学会誌. 17(4). 550-554 (2001)

  • [文献書誌] 岡部成玄他: "インターネットを利用した遠隔教育と学習環境 -対面性と簡易再生-"平成13年度情報処理教育研究集会講演論文集. 671-673 (2001)

  • [文献書誌] 岡部成玄他: "インターネットを利用した遠隔教育と学習環境"教育システム情報学会第26回全国大会講演論文集. 341-342 (2001)

  • [文献書誌] T.Kikuchi, T.Kenjo, S.Fukuda: "Remote Laboratory for a Brushless DC Motor"IEEE Trans. Educ.. vol.44,no.2CD-ROM2. (2001)

  • [文献書誌] 菊池達也他: "グローバル・チーム・ベースド・プロダクト・デザイン教育の試み"教育システム情報学会誌. vol.18,no.2. 210-218 (2001)

  • [文献書誌] 菊池達也, 見城尚志, 福田収一: "タッチセンス技術を用いたモータ設計教育用コースウェアの開発"日本機械学会,第10回設計工学・システム部門講演会論文集. 2117. 195-196 (2001)

  • [文献書誌] 永岡慶三他: "国際高速回線による遠隔協調学習"日本教育工学会第17回大会講演論文集. 759-760 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2012-10-31  

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