研究課題
基盤研究(B)
放射線医学総合研究所(HIMAC)においてZピンチHeプラズマ中でのFeビーム(6MeV/u)のエネルギー損失を測定した。入射重イオンの荷電状態をパラメーターとした世界最初の実験データにより平行電荷の効果を調べることができた。窓なしで自立型の、大きさが6mm×6mm×5mmの固体水素標的の開発に成功した。この開発にはドイツからNeuner氏が7月に来日し、冷却系の改良を共同で行った。7月および9月に欧州で開催される国際会議に合計4名が参加し、重イオン・プラズマの相互作用に関する研究発表を行った。小川は2月にHirschegg国際研究会に参加し、レーザイオン源の計測について報告した。さらに、3月10日から米国で開催される日米ワークショップおよび重イオン核融合国際会議に学生を含めて7名が参加し、相互作用実験およびレーザイオン源開発について報告する。欧州および米国の会議では共同研究者も現地から参加し、研究情報の交換を行っている。
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