研究課題/領域番号 |
11694070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
丹羽 公雄 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60113445)
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研究分担者 |
児玉 康一 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (70211901)
中村 光廣 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助手 (90183889)
星野 香 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70022738)
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キーワード | タウニュートリノ / 原子核乾板 / 素粒子標準模型 / クォーク・レプトン / ニュートリノ振動 |
研究概要 |
CERNとの国際共同研究OPERAの準備が大きく進んだ。 富士写真フィルム社と共同して、新しい原子核乳剤の開発とその乳剤を使ったフィルムエマルションの開発を進めた。 新しい乳剤の感度が 30 個/100ミクロンを有している事を確認し、温度を40度に上げた状態で2週間経過すると、記録した飛跡の銀粒子の約半分を消滅させられることができ、宇宙線バックグランドに強い乳剤である事を確認できた。 またフィルムエマルションを厚さ1mmの鉛板と交互にサンドイッチしたECCで8GeV、2GeVの電子が引き起こすカスケードシャワーの検出にも成功した。旧来ECCは数百GeVのカスケードシャワーしか検出できなかったが、今回2桁感動を向上させることができた。
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