研究課題/領域番号 |
11694109
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分離・精製・検出法
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研究機関 | (財)山形県企業振興公社(生物ラジカル研究所) |
研究代表者 |
大矢 博昭 (財)山形県企業振興公社(生物ラジカル研究所), 生物ラジカル研究所, 副所長 (00025389)
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研究分担者 |
横山 秀克 (財)山形県企業振興公社(生物ラジカル研究所), 生物ラジカル研究所, 主幹研究員 (10281619)
佐藤 敏幸 (財)山形県企業振興公社(生物ラジカル研究所), 生物ラジカル研究所, 開発研究専門員 (80281616)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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キーワード | 電子スピン / 画像 / in vivo / マイクロ波 / 共振器 / 縦緩和時間 |
研究概要 |
縦検出電子スピン共鳴(LODESR)法を用いた画像計測技術は、発展途上にあり、大きな可能性と多くの課題を残している。現在のところ、本格的に取り組んでいるのは、Aberdeen大学と当研究所のみである。そこで同大学と共同研究を行い、LODESR法の特性を生かした生体内フリーラジカルの無侵襲画像化技術の開発を試み、以下の成果をあげた。 そのうち当研究所における成果としては、(1)LODESR信号を高感度に検出するための積層共振器の開発。 (2)πパルスを高効率に試料に照射できる高電力低Q共振器の開発。 (3)LODESR法を応用した磁場測定器の開発がある。 一方、Aberdeen大学における成果としては、(4)検出周波数を変更してLODESR計測を行なう手法の開発がある。 そして、当研究所とAberdeen大学における共同研究成果としては、(5)πパルス間隔を変更してパルス-LODESR計測を行なう手法の開発がある。 (5)は(2)の共振器の応用成果でもあり、対象試料の縦緩和時間を算出できる手法である。 このような縦緩和時間の計測は、縦方向の磁束変化を観測するLODESRの特性を生かした観測法である。
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