• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

防災計画及び計画策定支援システムに関する共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 11694132
研究種目

基盤研究(B)

研究機関東京大学

研究代表者

小出 治  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30134456)

研究分担者 鈴木 伸治  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (80272368)
城所 哲夫  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00282674)
加藤 孝明  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (30251375)
キーワード地震被害想定 / 地震危険アセスメント / 防災計画 / 都市計画
研究概要

本年度の研修実績は大別すると、(1)市町村向けの地域防災計画支援システムの開発、(2)防災計画支援システムの日中共同開発、の2つである。
(1)については、国際共同研究で開発するシステムの先行システムと位置づけている。本年度は、被災者対応の直接主体である市町村における地域防災計画の策定支援を目的としたシステムを開発した。地震被害の想定及び予測システムと計画支援システムで構成される。計画支援システムは、被災後の災害対応の最適化を図る「リアルタイム型計画支援」、事前計画の最適化、策定支援を行う「計画代替案評価」機能で構成される。本年度は、リアルタイム型計画支援機能として「避難場所の開設・閉鎖計画支援システム」を開発し、計画代替案評価機能として「延焼防止政策検討システム」を開発した。実際に開発したシステムを用いて計画づくりのケーススタディを行い、効率的かつ総合的な政策立案が可能であることを実証している。
また、(2)については、天津市地震局においてワークショップを行った。ワークショップでは、日中の法制度の相違について意見交換、地震被害予測技術に関する意見交換、防災計画に関する課題認識の共有化、計画策定支援に関する議論を行った。ワークショップには、研究のパートナーである天津市地震局研究員の他、災害対応の中心組織となる天津市防災センター職員も参加した。またこの他に、国家地震局の地震予測システム開発のモデル事業を行ったウルムチ市において市の各局参加のワークショップを行った他、上海市同済大学において上海市防災研究所、同済大学構造研究所と地震予測技術に関する共同ワークショップを行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] ヤルコンユスフ、加藤孝明、小出治: "自治体における「計画策定支型」地震被害想定システム"地域安全学会論文集. 1巻・1号. 111-117 (1999)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi