研究概要 |
本「国際共同研究」では標記課題(具体的には、金属酸化物電極触媒、電気化学キャパシタ用金属酸化物電極)について討論するとともに、共同研究を企画推進した。本年度の実績日程を下記に記す。 1. 9月2〜7日に、第200回ECS(米国電気化学会会議;San Franciso, CA, USA)にて高須、杉本が参加し、酸化物-炭素複合電極を用いた電気化学スーパーキャパシタに関する研究について講演した。また、Trasatti教授、Comninellis教授と酸化物電極について意見交換した。 2. 2月9〜21日にTrasatti教授、Comninellis教授、Battisti教授が来日し、"Functional Oxide and Diamond Electrode"と題したワークショップを開催した。ワークショップでは来日3教授に加えて、高須、山田教授(信州大学)も講演し、同日開催幡研究室のポスターセッションと併せて活発に討論した。 上記のような研究者の訪日などを通して、金属酸化物被覆電極の構造と機能の精密設計指針の確立や電気化学キャパシタ用電極および高耐久性酸素・オゾン発生電極の開発動向に関して意見交換した。
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