研究概要 |
本研究は,近年研究展開めざましい光学的非線形現象に基づく時空間制御を,積極的に高分子の構造制御に応用した新規な構造性制御とそれを用いた新規な周期的屈折率分布(屈折率変調)光デバイスの創製と構築である。本研究の遂行によって,従来の手法では全く達成し得ない新規な光デバイスの創製が可能となり,以下の2つの研究成果が得られた。 1.基本波と2倍波との干渉光の3次の非線形光学効果に基づく高分子の極性構造制御と,それによる位相整合した周期的χ^<(2)>構造制御により屈折率分布を制御させた光デバイスの創製や自己位相整合型光導波路の創製。 2.ポリマーブレンドに光化学反応を導入して,変調紫外光(1Hz-200Hz)および紫外レーザー光の干渉縞(ミクロン域)を用いた時空間制御,さらに生成した秩序構造に基づく屈折率分布制御。
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