研究課題/領域番号 |
11694183
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
佐々木 勝浩 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, 部長 (90089376)
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研究分担者 |
守井 典子 独立行政法人国立科学博物館, 教育部, 研究官 (00311142)
久保田 稔男 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, 研究官 (40280523)
清水 慶一 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, 室長 (20154289)
三上 善貴 長岡技術科学大学, 経営情報系, 教授 (70293264)
竺 覚暁 金沢工業大学, 建築学科, 教授 (30064447)
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キーワード | 産業技術博物館 / アメリカ歴史博物館 / ドイツ博物館 / 東京農工大付属繊維博物館 / アンケート / 産業技術史学 |
研究概要 |
1.アメリカの産業技術博物館の状況調査 昨年度までに作成した質問事項にもとづき、アメリカにおける産業博物館の現状についてアンケート調査を行った。博物館の運営方法や、予算措置等、それぞれの博物館によって多様であることがわかった。また博物館を取り巻く様々な環境の違いから、アメリカにおける博物館運営の仕組みは、そのままの形では日本で実施し得ない事が明らかになった。 2.欧米博物館に関するヒアリング調査 欧米を代表する産業博物館である、アメリカ歴史博物館並びにドイツ博物館から、それぞれ職員を招聘し、博物館活動についての聞き取り調査を行った。アメリカとドイツでは博物館の運営方法に違いがあるものの、資料収集から調査研究・公開に至るまでそれぞれ明快な基準とシステムを権築し、それに則った活動を実施していることが明らかとなった。特に博物館活動と産業技術史学が密接に関連し、技術史学の成果の上に博物館活動が実施されている点は興味深い。 3.日本の博物館に関するヒアリング調査 日本の産業技術博物館の中で、特に大学博物館に焦点を絞り聞き取り調査を行った。東京農工大付属繊維博物館をケーススタディーとして聞き取りを行ったが、充分な人員配置がなしえぬ中で、工夫して博物館活動を行っている実情を知りえた。
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