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1999 年度 実績報告書

中国華東地域の都市拡大と土地利用長期変化のメカニズム

研究課題

研究課題/領域番号 11694193
研究種目

基盤研究(A)

研究機関東京大学

研究代表者

佐藤 洋平  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (20012023)

研究分担者 鳥井 清司  京都大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (40026563)
加賀爪 優  京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (20101248)
柴崎 亮介  東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (70206126)
季 増民  椙山女学園大学, 文学部, 助教授 (20278237)
キーワード中国華東地域 / 土地利用変化 / 土地被覆変化 / 都市拡大 / リーモートセンシング / GIS / 予測モデル
研究概要

研究開始初年度である本年は、ケーススタディ地域の特定と基礎資料の収集ならびにそれら資料から得られるデータの加工および分析に重点を置いた.
地図情報ならびに地理情報の収集には極めて難渋した.地理情報に関しては、1980、1985、1990、1995年時点およびそれら時点前後のリモートセンシングデータ(JERS-1、Landsat-TM、Landsat MSS)とグランドトゥルースによって得られたデータとによって、把握した.
都市拡大による土地利用長期変化のメカニズムを明らかにするためのケーススタディー地域を選定すること、ならびに、土地利用・土地被覆情報を把握するためのグランドトゥルースを実施を目的に、南京市から上海市に至る揚子江下流域の現地調査を行った.この現地調査とリモートセンシングデータの解析によって得られた情報とを総合させることによって、ケーススタディー地域として江蘇省蘇州市と無錫市を選定した.
1980年から1995年までの5年ごとに、華東地域の土地利用・土地被覆の状況を把握するために、リモートセンシングデータによって、土地利用・土地被覆現況図を作成した.さらに、蘇州市の都市拡大状況を把握するために、リモートセンシングデータによって、都市拡大図状況図を作成した.
過去20年間における都市拡大状況を踏まえ、蘇州市について、今後の都市拡大を予測するモデルを検討した.モデルの基本形について種々検討した結果、拡散型モデルとしてモデルを構築することとした.

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Y. SATO, L, Lin: "A diffusion-based model for geographical urban expansion"Proc. of Emerging Technologies for Sustainable Land Use and Water Management. 12 (1999)

  • [文献書誌] L, Lin: "Modeling City Expansion Basing on Remotely Sensed Images"Proc. of NIES Workshop on Information Bases and Modeling for Land-Use and Land-Couer Changes. 162-171 (1999)

  • [文献書誌] Jia Hua, Yohei SATO, Zhu Guorui: "The study on the mechanism of Land Use/Cover Change based on Cellular Automata and Grey Theory"農村計画学会学術研究発表会要旨集. 29-30 (1999)

  • [文献書誌] 鳥井清司,季増民,佐藤洋平,星仰: "中国・蘇州市市街地(建成区)の拡大過程の衛生画像による検証"日本写真測量学会学術講演会発表論文集(平成11年度). (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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