研究分担者 |
杉浦 明 京都大学, 農学研究科, 教授 (00026379)
上高原 浩 京都大学, 農学研究科, 助手 (10293911)
高野 俊幸 京都大学, 農学研究科, 助教授 (50335303)
野淵 正 京都大学, 農学研究科, 教授 (50026499)
渡辺 弘之 京都大学, 農学研究科, 教授 (90026633)
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研究概要 |
本年度は8月17日〜8月24日、タイ国を訪問し、中央タイとミャンマー国境付近のにおける森林の稀少価値林産物資源の探索と試料の採取を行った。具体的には 8月17日:大阪関西空港-タイ国(Phitsanulok)到着 8月18日: PhitsanulokからUttaradit :: Phu Hin Rong Kla近辺でアカネ科(Rubiaceae)のMorinda careia, Morinda elliptica,およびMitragyna rotundifolia、Catunaregam uliginasa, Dalbergia cultrata, Aganosma noarginataなど採取した。8月19日: Uttaradit :からSukhothai : Sak yai Forest Park付近にてAcacia mangium, A. catecheu, Pandanus species, Terminaria chebula, Pisdium guajave, Terminalia属の植物を採取した。8月20日: SukhothaiからTak : Rang DaengにてVentilago denticulata, Zingber mntana, Morinda citrifol a, Terminalia calamansanai,の植物を採取した。8月21日: TakからMaesot : Can Sang N.P付近にてTinospora crispa, Anogeissus acuminata, Alstonia sscholaris, Hymenodictyon exelsum, Terminalia bellerica, Nauclea crientalisを採取した。8月22日: MaesotからPhitsanulok : TararakにてTerminalia alata, Antocephalus chinensis, Haldina cordifoliaEmblica officinalis, Therminalia coticosam Godenia obtusifolia, Terminali a nigrovenulosaを採取した。8月23日: Phitsanulok周辺: Wans Nam Kheow KoratにてPicrasma javanica. Harisonia perforata, を採取した。 8月24日: PhitsanulokからBangkokを経由大阪関西空港 採取した試料の抽出成分を検索した結果、興味深い構造一活性相関が得られた。 また、本年度が研究期問の最終年度であるので、本年度に採取した植物および過去2年間に採取した植物について過去10年間に研究された文献をChemical Abstractsから検索し、また地元で集めた資料に基づき、まとめ報告書を作成した。さらに、ある種の樹種の抽出成分については、引き続き研究を進めることが必要であり、今後関連の専門誌に投稿を予定している。
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