研究課題/領域番号 |
11694219
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
金澤 晋二郎 九州大学, 農学部, 教授 (10011967)
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研究分担者 |
犬伏 和之 千葉大学, 園芸学部, 教授 (00168428)
丸本 卓哉 山口大学, 農学部, 教授 (00035122)
境 雅夫 九州大学, 農学部, 助手 (20225775)
高木 和広 農林水産省, 農業環境技術研究所, 研究官
河野 憲治 広島大学, 生物生産学部, 助教授 (50034476)
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キーワード | 微生物バイオマス / 養分循環 / 環境浄化 / 環境修復 / 土壌微生物 |
研究概要 |
近代農業では肥料や農薬の多用により、自然環境や生態系が破壊され農作物が汚染され深刻な問題が生じている。そこで自然生態系と調和しながら持続的に行える農業技術の開発や土壌微生物を利用した環境浄化や修復技術が注目されている。 本研究はこれらの問題解明に実践的に取組んでいる日英の土壌微生物学者が協力して、土壌中の微生物バイオマスが養分循環と環境浄化・修復に果たす役割を共通の手法で総合的に解析し、持続的農業システムに対する具体的提言を行うことを目的とする。 そこで、本年度は研究開始の年度でもあるので相互の情報の交換および共通の認識を得るために次に述べることを実施した。即ち、英国のロザムステット試験場で、平成11年9月23〜24日の2日間、日本から5名(金澤、丸本、犬伏、河野、高木)出席して英国側と会議を持った。さらに、本研究成果の実を挙げるために会議の前後手分けして英国国内及びドイツの情報収集を行った。次いで、平成12年2月17〜18日に英国からDr.P.Brookesが来日して、会議を持った。その結果、土壌中で物質循環を行っている微生物バイオマスの果たす役割を定量的かつ総合的に解明するとの共通認識を具体的に確認した。次いで、その循環を制御している諸因子を検討し、環境汚染の浄化を司る共通手段の確立の基本的な合意ができた。
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