研究課題/領域番号 |
11694219
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
金澤 晋二郎 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (10011967)
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研究分担者 |
犬伏 和之 千葉大学, 園芸学部, 教授 (00168428)
丸本 卓哉 山口大学, 農学部, 教授 (00035122)
境 雅夫 九州大学, 大学院・農学研究院, 助手 (20225775)
高木 和広 農水省, 農環研, 主任研究官
河野 憲治 広島大学, 生物生産学部, 助教授 (50034476)
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キーワード | 微生物バイオマス / 養分循環 / 環境浄化 / 環境修復 / 土壌微生物 |
研究概要 |
近代農業では肥料や農薬の多用により、自然環境や生態系が破壊され農作物が汚染され深刻な問題が生じている。そこで自然生態系と調和しながら持続的に行われる農業技術の開発や土壌微生物を利用した環境浄化や修復技術が注目されている。 本研究はこれらの問題解明に実践的に取組んでいる日英どの土壌微生物学者が協力して、土壌中の微生物バイオマスが養分循環と環境浄化・修復に果す役割を共通の手法で総合的に解決し、持続的農業システムに対する具体的な提言を行うことを目的とする。 そこで、本年度は昨年に引続き、相互の情報交換および共通認識を得るために次に述べることを実施した。即ち、英国のロザムステット試験所で、平成12年7月19から22日の4日間、日本から2名(金澤、高木)出席して英国側と会議を行った。さらに、本研究成果の実を挙げるため、ドイツで情報収集を行った。 次いで、平成12年11月12日から18に、英国からDr.P.Brookes、およびDr.J.C.Harrisが来日して、会議および国内の研究者との交流をおこなった。その結果、土壌中で物質循環を担っている微生物バイオマスの果す役割を定量的かつ総合的に解明する共通の認識を再度確認した。環境汚染の浄化および修復技術を相互の協力により、新規技術開発を実施することの合意ができた。
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