研究課題/領域番号 |
11695002
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
安江 正治 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (80013423)
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研究分担者 |
見上 一幸 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (90091777)
桂 雅彦 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (20250863)
武元 英夫 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (00004408)
古賀 正義 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (90178244)
山本 良 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (30272024)
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キーワード | 教育大学 / リベラルアーツ / 日米比較 / 環境教育 / 情報教育 / コミュニケーション / 情報社会 / 倫理性 |
研究概要 |
本学は教員養成大学として、時代のニーズに対応できるべく、学内組織の改革とカリキュラムの充実に努めているが、それと並行して学校教育の現代における役割と課題を学内外の研究者と共同で研究してきている。本研究において、米国のマカレスタカレッジとの大学間交流をとおして表記の研究課題に取り組んだ。 本年度は、環境教育、情報教育を取りあげ、この関連分野の研究者4名をマカレスタカレッジに派遣し、環境教育の日米の相互比較と今後の国際的な環境教育の推進について会議を開いた。情報教育についても、マルチメディア情報の教育利用の観点から、子どもたちの心の豊かさ、論理的な思考を育てるために美術教育、数学教育をはじめ関連教科との協力の大切さが示された。これらの成果の一部は、裏面の研究発表のリストとなって現れている。 また、マカレスタカレッジから、関連分野の大家3名を招聘し、本研究課題のテーマでシンポジュームを開催した。社会のグローバル化にともなって、人と人、組織と組織、国と国とのコミュニケーションは益々、重要性を増しており、その具体例を日本の果たしてきた国際社会・経済・歴史の事例を外国からの視点で分析した。現代社会のかかえる問題の解決の糸口は、人としての倫理性と情報社会の正常な展開にあることが指摘された。そのシンポジュームの報告はコンピュータ上にビデオ映像として登録され http://realsv.ipc.miyakyo-u.ac.jp/RealVideo/mue/colocume/colocume.html において公開されている。 これらの研究成果を両大学の運営に反映させるべく、マカレスタカレッジから副学長R.A.AMMONS氏を迎え、本学学長と意見交換を行った。
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