研究課題
本研究は3年間継続研究を予定しており、今年度はその2年次としての研究を次のように行った。1 本年度は、中等学校ならびにスペシャル・ニーズ教育の教員養成プログラムならびに教育実習評価システムに関する研究に焦点を当て研究した。2 研究作業としては、E-mail等を介した恒常的な研究交流を行うとともに、2000年9月末に日本側研究者が渡米し視察、研究協議を行い、また同年11月には、米国側研究者が訪日して視察ならびに研究協議を行った。3 具体的には、訪米においては、a)米国のミドルスクールの学校システムならびにカリキュラム資料の収集と、中等学校教員養成カリキュラムならびに同授業プログラム資料の収集 b)スペシャル・ニーズ教育の教員養成プログラム並びに教育実習評価システムに関する資料収集と学校視察、c)中等学校ならびにスペシャル・ニーズ教育実施校の視察と教育実習生ならびに協力教員からの聞き取り、d)教育実習生、協力校教員ならびに教員対象のアンケート項目の検討と調査の実施(11-12月)、e)同上資料の分析、を行った。4 また、訪日に関わっては、a)福島大学教育学部教育実習の視察と附属学校園教員ならびに協力教員からの聞き取り調査、b)福島県立養護学校の視察と教員からの聞き取り調査、c)福島大学教育学部学生対象の教育実習に関わる聞き取り、d)日米教育実習システムの比較研究に関わる研究協議、e)今年度成果の報告書ならびに次年度共同研究とその研究成果のまとめの打ち合わせ、等を行った。5 研究報告書は、予算の関係から、2001年度5月期に刊行予定である。
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