研究課題/領域番号 |
11695011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
上里 賢一 琉球大学, 法文学部, 教授 (50101457)
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研究分担者 |
高良 倉吉 琉球大学, 法文学部, 教授 (60264470)
金城 正篤 琉球大学, 法文学部, 教授 (00044834)
池宮 正治 琉球大学, 法文学部, 教授 (00044842)
石崎 博志 琉球大学, 法文学部, 講師 (30301394)
星名 宏修 琉球大学, 法文学部, 助教授 (00284943)
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キーワード | 琉球と中国 / 福建省 / 交流史 / 冊封と進貢 / 久米村 |
研究概要 |
本年度は、琉球・中国交流史を解明するため、研究計画に基づき沖縄県内・日本国内及び福建省において史跡調査と、文献調査・収集をおこなった。福建師範大学、琉球大学の研究分担者が、それぞれのテーマにそくして相互に現地を訪問し、現地における史跡調査と文献収集に当たり、多くの成果を残した。福建師範大学付属図書館では、貴重な文献の調査と複写をし、今後の研究へ向けて大きな足掛かりを得ることができた。 (1)、1999年8月、福建師範大学の王耀華・徐恭生・謝必震・林国平教授が沖縄を訪問され、琉球大学付属図書館、沖縄国際大学南島研、沖縄県立図書館、沖縄県公文書館、沖縄県立博物館、首里城公園、那覇市史編纂室等において、史跡調査と、文献調査・収集をおこなった。福建師範大学の研究者は、琉球大学の研究分担者との共同研究の進め方や計画について意見交換をする一方、研究交流の場をもった。また、沖縄県内には、これらの研究者と親密な交流をしている研究者が多数いるため、県内における今後の調査研究の円滑な推進に資する目的で、県内の研究者との交流会を開催した。 (2)、1999年12月、琉球大学より上里賢一、金城正篤、豊見山和行が福建省を訪問し、福建師範大学付属図書館、柔遠駅(琉球館)、〓安鎮、馬尾港、媚州島等において琉球・中国交流関係の史跡調査と、文献調査・収集に当たり、新たな資料の発見と、交流史跡の確認をした。 (3)、京都大学人文科学研究所、国立公文書館等において、琉球・中国交流史関係の史跡調査と、文献調査・収集をおこなった。
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