研究課題/領域番号 |
11695013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 (2000-2001) 立命館大学 (1999) |
研究代表者 |
慈道 裕治 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 教授 (80066703)
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研究分担者 |
肥塚 浩 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 助教授 (40243414)
仲上 健一 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (10109077)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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キーワード | 高等教育 / グローバル教育 / コンソーシウム / 国際化 / グローバルガバナンス |
研究概要 |
(1)グローバル教育に関する概念的な研究と大学コンソーシウムに関する提案 高等教育の国際化に関する調査研究を通して、「グローバル教育」に関する概念的な検討を行い、大学コンソーシウムに関する提案を行った。グローバル教育に関しては、UNESCOの高等教育に関する宣言や世銀のGlobal Development Networkに関する調査検討を参考にして、グローバルイッシュに関する大学間の多角的連携による教育として、学生参加を重視した構想として概念的な検討を行った。あわせて、グローバルパート名シップとしての大学の役割、学生さんの意義について検討を行った。 (2)大学間ネットワークに関する理論的な検討と実践例の収集 高等教育の国際化における大学の役割を、大学自身がグローバルガバナンスの担い手となる面と、グローバルガバナンスのリーダーを養成する大学の役割の面の二つの面を重視して検討を行った。21世紀社会においてナショナルな枠組みを越えて、地域的な連携・統合の枠組みが重要性を増すことは明らかであるが、グローバルパートナーシップの形成において大学は重要な役割を果たすことができる。大学間連携によるグローバルパートナーシップの形成への取り組みが同時に、リーダー養成のための重要な取り組みとなる。 (3)アジア太平洋志向の経営教育の可能性に関する研究 現代ではMBA教育に示されるように、欧米を中心とする教育体系が標準的な体系となっている。市場のグローバル化に伴って、ビジネスもまたグローバル化する。同時に、ここのビジネスはそれが行われる地域の習慣等に規定された文化的特性を強く持っている。この点を考慮して、アジア太平洋志向のビジネス教育の可能性に関するシンポジウムに一部を本研究が担った。
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