・タイ側共同研究者3名を本学へ招き、本学での環境教育に関する研究設備、研究内容、本学附属幼稚園、小学校、中学校、高等学校における環境教育に関する設備、及び授業を見学してもらい、日本における環境教育の実態を把握してもらった。 ・理科教育には、当然、環境教育も含むので、同共同研究者たちに、本学で開催された「21世紀におけるアジアの理科教育」国際シンポジュームにも参加してもらい、アジアの環境教育の実情について知見を加えてもらった。当然、日本側メンバーにとっても、重要な知見となった。 ・同研究者たちに、日本の自然環境を見てもらい、タイと日本での環境教育の社会的、自然的相違要因を把握してもらった。 ・タイ王国での環境教育実態調査を行うための調査手法確立のため、日本側から予備調査項目(タイ語)を送り、タイ側メンバーで予備調査を行った。 ・タイ国ラチャパットインスティチュートチェンライを訪問し、同大学の理科教育センターでの環境測定機器の使用指導と、授業見学を行った。 ・同チェンライ職業大学を見学し、同大学における環境測定研究の実情を視察した。同大学は、このプロジェクトの対象校ではないが、本学へ留学し、研究代表者の研究室に在籍したことのある優秀なスタッフがいるため、タイの環境教育実情把握という意味で、視察したものである。 ・同チェンライ県内のドンマダ中等学校を訪問し、タイの中等学校での環境教育の授業や実験設備を見学した。 ・同国サトウーン県教育事務所における、現職教育研修セミナーの内容を指導し、指導書(タイ語)を作成した。 ・同、現職教育研修セミナーに参加し、中等教育における環境教育のあり方と生徒向け演示実験の指導を行った。
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