• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2001 年度 実績報告書

逆"浮き草"構造をもつ高分子有機薄膜の構造と光スイッチング

研究課題

研究課題/領域番号 11695033
研究機関関西学院大学

研究代表者

尾崎 幸洋  関西学院大学, 理学部, 教授 (00147290)

研究分担者 玉井 尚登  関西学院大学, 理学部, 教授 (60163664)
キーワード有機薄膜 / 光スイッチング / ラングミュアーブロジェット膜 / 赤外分光法 / ラマン分光法
研究概要

逆"浮き草"構造を持つ高分子有機簿膜ES-1の分子配向構造を赤外分光法を用いて調べた。その結果次のようなことが明らかになった。
1)ES-1のラングミュアーブロドジェット(LB)膜ではアルキル鎖が基板に対してほぼ垂直になっており,しかもトランスジグザク構造をとる。
2)1層目は上の層とは異なった分子配向をとる。
3)金基板場のLB膜は60℃秩序-無秩序転移を起こす。pretransitionの構造変化がある。
4)金基板場のキャスト膜ではアルキル鎖が傾いた配向をとる。
5)キャスト膜ではLB膜と異なり75℃で秩序-無秩序転移を起こす。ES-1とは異なる高分子有機簿膜ES-3についてはすでに報告したが、今年度は両者のLB膜,キャスト膜の配向構造の違いについても研究した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] A.A.Christy, Y.Ozaki, V.G.Gregoriou: "Modern Fourier Transform Infrared Spectroscopy"Elsevier. 356 (2001)

URL: 

公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi