研究概要 |
本研究課題は,北陸先端科学技術大学院大学とカルロバ大学(チェコ共和国)との国際共同研究として行われるもので,今年度は3年間の研究期間の2年目にあたる. 1.研究活動:日本側からはブラッハ,平石,宋が9月にカルロバ大学を訪問し,研究成果の交換を行った.また,滞在期間中,プラハ経済大学で開催された国際会議Mathematical Methods in Economics 2000において,研究成果の発表を行った.チェコ側からは11月にカルロバ大学Cepek助教授および同じ研究グループに所属するMiron Tegze助教授が北陸先端大を訪問し,セミナーの開催および研究交流を行った.また,Cepek助教授来日時には,国内の関連研究グループと共同でチェコ・日本研究ワークショップを大阪で開催した. 2.研究成果:研究課題に関し,以下のスケジューリング問題についての研究を行った.スケジューリング問題の逆問題としての開始時刻の同期問題,ファジイ環境下における遅れジョブの最小化問題,AND/OR先行制約をもつスケジューリング問題,Just-In-Timeジョブ数の最大化問題. 3.成果の発表:得られた研究成果は,以下の会議で発表した. ・5th Conference of the Association of Asian-Pacific Operations Research Societies with IFORS(July 2000,Singapore). ・The Second Joint International Workshop of ORSJ-The Operations Research Society of Japan,Hokkai do Chapter and ASOR-The Australian Society for Operations Research Inc.Queens land Branch(June 2000,Sapporo,Japan) ・Mathematical Methods in Economics 2000(September 2000,Prague,Czech). ・Sino-Japan Optimization Meeting(October 2000,Hong Kong,China). ・Worshop "The Mathematics of Discrete Tomography"(December 2000,Oberwolfaqch,Germany). ・International Workshop on Intelligent Systems Resolutions:8th Bellman Continuum(December 2000,Hsinchu,Taiwan).
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