研究課題/領域番号 |
11695049
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
功刀 滋 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 教授 (70111929)
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研究分担者 |
桜井 伸一 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (90215682)
柴山 充弘 東京大学, 物性研究所, 教授 (00175390)
板谷 明 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 教授 (80035071)
木村 良晴 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 教授 (10132276)
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キーワード | 自己組織化 / 高分子材料 / ダイナミズム / 高分子ゲル / 高分子フィルム / ブロック共重合 / 高分子ブレンド / 光機能化 |
研究概要 |
本研究は多相性と階層性を持った高分子自己構造形成・自己組織化材料のダイナミズムを明らかするため、ポリテクニック大学の化学・材料科学学科において関連する研究を行っている研究者との共同研究を広範な材料を対象に展開し、新機能材料の開発に結びつく自己組織化過程の解明を行い新規自己組織形成材料の姿を設定することにある。 その全体は以下の5項目に大分される。 (1)ブレンド系組織化材料の構造形成のスローダイナミックス (2)ブロック系組織化材料の開発と構造・機能化 (3)ダイナッミク光散乱による組織化構造の解析 (4)合成-生体高分子複合系における構造形成と反応解析 (5)光機能化自己組織形成材料の開発と機能 (6)自己組織化材料の分子設計本年度はそれぞれ、 (1)温度依存型相分離材料の相分離成長過程における自己組織形成の光学的観測 (2)両末端反応性オリゴマーの使用による、親媒性の異なるABA型ブロックポリマーの開発 (3)ブレンド系およびブロック系組織化材料の構造解析とその表面特性解析 (4)タンパク質・多糖などとビニル系両親媒性ポリマーとの2・3成分系での構造形成過程の解析 (5)光によって構造形成が誘起・消滅される自己組織化材料の開発 (1)ポリエステル系新規自己組織化高分子の分子設計・合成を行った。 具体的には、双方で綿密な連絡・情報交換のもとに、各小課題にかかる研究を展開し、、PTU側から、計4名のメンバーがKITを来訪し、前年度の研究成果及び今後の全体計画の詳細な打ち合わせを行うとともに、Joint-SeminorをKITにおいて開催し、本課題にかかる研究成果の披露、研究展開にかかる意見の交換を行った(5月)。
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