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1999 年度 実績報告書

細胞の特異的機能および生産物の検索システム

研究課題

研究課題/領域番号 11695050
研究種目

基盤研究(B)

研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

新名 敦彦  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (30029235)

研究分担者 桂樹 徹  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (80081579)
キーワード国際学術研究(大学間) / 単細胞レベル解析 / 細胞分取 / サイトメトリー顕微鏡 / セルソーター顕微鏡 / フローサイメトリー / ゲル微小滴法 / 蛍光in situ ハイブリダイゼイション法
研究概要

特定の性質を持つ細胞や、酵素などの細胞機能を検索する多様な技術を開発する。サイトメトリーについては、特に、本学ではサイトメトリー顕微鏡の利用を中心に、ミネソタ大学側ではフローサイトメトリーの利用を中心に、それぞれ分担しつつ技術研究を進めた。
当初に計画した本学における合同セミナーはミネソタ大学側の都合により12年度に行うことに変更し、本年には小規模なグループで行った。すなわち、5月、ミネソタ大学から研究分担者Srienc教授を含む教授3名、博士後期課程学生3名を迎えた。各教授は約1週間、学生は約3週間、滞在し、実験を含む研究交流を行った。
共同研究実験の手法を交換するために、6月、本学から博士後期課程学生1名をミネソタ大学に約2ヶ月間、派遣した。この学生は、本研究の計画と両大学研究科間の協定によって滞在に関するさまざまな便宜を受けた。サイトメトリー顕微鏡についてくわしく紹介した。持参した小器具を用いてゲル微小適法による当方の研究手法を実演、紹介した。また、ミネソタ大学側が持つ、蛍光in situ ハイブリダイゼイションによるフローサイトメトリーの手法を習得し、実際に持参した微生物サンプルで、細胞機能に基づく分取実験を行った。帰路にはSrienc教授の紹介で、カリフォールニア工科大学を訪問し、見学した。
共同研究の進行状況を検討するために、10月、本学側の研究代表者、分担者の2名がミネソタ大学を短期間、訪問し、中間的な連絡会議を持った。先述の、延期された合同セミナーについても、11月に行うこと、セミナーの規模、講演の内容、などをおおよそ取り決めた。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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