1.文献資料の収集及び研究 本テーマに関連する国内外の文献・資料を収集し、高齢者保険・医療・福祉分野の多職種チームの研究の現状と課題を整理・分析した。 2.本テーマの仮設及び研究手法に関する聞き取り調査 (1)国内:本テーマを研究テーマとしている国内の他の研究者を訪問し、テーマに関する仮設や研究手法について聞き取り調査を行った。また、彼らとアンケート調査の調査項目及び対象者について打ち合わせを行った。 (2)国外:アメリカで多職種チームの訓練・研究を既に実施しているニューヨークのハートフォード財団の研究員に会い、本テーマの訓練や研究の現状や課題、研究手法について聞き取り調査を行った。また、本テーマに関する彼らの研究発表を聞くために、全米老年学会に出席し、その成果に関する情報を収集した。 3.本テーマに関する学会発表 1)1999年10月に川崎医療福祉大学で開かれた日本社会福祉学会において、本テーマに関連する内容を発表した。 2)1999年11月米国サンフランシスコで開かれた全米老年学会において、本テーマに関連する内容を発表した。 4.本テーマに関するアンケート調査 上記1、2の文献資料研究及び聞き取り調査を踏まえ、他の研究者の協力のもとに、パイロットスタディとしてのアンケート調査票を作成し、群馬県社会福祉協議会の協力を得て、1月24、25日、2月15、16日、2月21、22日の3回に分けて、特別養護老人ホームやデイサービス、知的障害者施設などで働いている指導員、介護士、看護婦などを対象に、集合アンケート調査を実施した。アンケート実施後、データを入力・クリーニングし、単純集計を行った。現在は、研究成果を発表するために、他の研究者と共に結果を分析、検討している段階である。
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