1.学会報告-1999年6月5日、第33回アメリカ学会年次大会(於・大正大学)において、「モンロー・ドクトリンとアメリカの対中南米外交1824-1828」と題して、自由論題報告を行なった。当該研究課題に関連して、執筆中の論文の要旨をまとめたものだが、フロアから建設的なコメントを得ることができ、論文草稿の改稿に大いに役立った。 2.雑誌論文の発表-平成11年度初頭より執筆中の「モンロー・ドグトリンとアメリカの対中南米外交1824-1828」(上記の学会報告と同じ表題)と題した論文が、平成12年1月、日本国際政治学会の機関誌『国際政治』123号に掲載され、当該研究課題に関する研究成果を広く公表することが可能となった。 3.在外研究調査(リサーチ・トリップ)-平成12年2月28日より同3月8日までの10日間、アメリカ合衆国に研究調査に出かけ、ボストン近郊のハーヴァード大学図書館、ボストン公共図書館、ニューヨーク公共図書館、サンフランシスコ近郊のカリフォルニア大学バークレー校図書館等において、当該研究課題に関する重要な第1次史料を含む資史料・文献を閲覧・収集した。 ハーヴァード大学やカリフォルニア大学バークレー校においては、現地の研究者との学術交流(ハーヴァード大学の現代史ワークショップへの参加等)をはかり、今後研究を遂行していく上での多大な知的刺激を受けることができた。
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