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1999 年度 実績報告書

自己組織的都市システムにおけるマクロ空間構造の法則性創発メカニズムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11730010
研究機関京都大学

研究代表者

森 知也  京都大学, 経済研究所, 助教授 (70283679)

キーワード都市システム / 自己組織化 / 集積の経済
研究概要

本年度は、都市システムの自己組織化分析に用いる理論モデルの構築、および、その理論モデルに基づく数値シミュレーションプログラムの整備を行った。
1)都市システムの自己組織化を直接的に与える理論モデルを構築
都市の人口規模・位置・数・産業構造が内生的に決定される一般均衡モデルを構築した。これにより、都市間貿易・人口および企業の移動を通して、ミクロ的基礎に基づく都市システムの自己組織化を表現することが可能になった。この理論モデルは、来年度に本格化する、都市システムの構造法則性の創発メカニズムに関する分析において、基本モデルとして用いる。モデル開発における各段階での結果は一部、雑誌等にて公表された(項目11参照)。
2)構築した理論モデルのシミュレーションプログラムの作成および整備
(1)において構築した理論モデルを用いて、都市システムの自己組織化過程を数値シミュレートすることを可能にするプログラムの作成を行い、数値シミュレーションの試行を繰り返すことによりプログラムの整備を完了した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Tomoya Mori,Alessandro Turrini: "Skills, agglomeration, and segmentation"京都大学経済研究所ディスカッションペーパー. 512. (2000)

  • [文献書誌] 森知也: "技術の空間集積:労働者技術格差と地域格差"発展途上国の地域発展のメカニズム(アジア経済研究所編). (未定). (2000)

  • [文献書誌] Masahisa Fujita,Tomoya Mori: "A flying geese model of economic development and integration"京都大学経済研究所ディスカッションペーパー. 493. (1999)

  • [文献書誌] Masahisa Fujita,Tomoya Mori: "Transport development and the evolution of economic geography"Complex System as Infrastracture(A.Anderson and K.Kobayashi eds.). (未定). (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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