平成11年度に行った研究は以下の通りである。 研究活動は、(1)市町村の行政界別の小売事業所数の時系列のデータベースを構築する作業、(2)市町村の行政界ベースに整理された人口統計を集計し各国比較するための準備作業、(3)各国の流通に関しての統計データを収集し、整理する作業の3つの領域からなる。中心的作業の内容は以下の通りである。なお、作業にあたっては、データベース構築のためのデータ収集(データベース検索、また統計資料の収集・コピー)、および入力とデー加工作業の一部を研究補助者(アルバイト)に依頼した。 次年度は、本年度作成した統計データを、GISの地図情報と統合させ、流通業の地理 的動態を解析する作業を行う。 <中心的作業の内容> (1)商業統計を元に、1960年以降の卸売、小売事業所数の市町村行政界別のデータベースの作成 (2)ドイツ/日本の市町村行政界ベースの人口統計のデータ収集、一部入力し、データベース化 (3)家電流通について、NEBA等業界暖帯資料を用いて、家電量販店の小売り店舗の時系列のデータベースを作成し、数の変化を市町村行政界単位ごとに集系化 (4)各国の流通に関しての統計データを収集し、整理する作業 (5)Arc ViewsやMap InfoなどGISのソフトで解析可能なデータベースについての調査、導入検討 (6)欧州各国比較をおこなうためのGISの地図情報についての調査、導入検討作業 (7)文献サーヴェイのための資料入手
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