研究課題
平成11年度は昨年度に立ち上げた高分解能放射光ビームラインの後に高角度分解能・高エネルギー分解能角度分解光電子分光装置の立ち上げを行った。装置は、設計どおりの性能を満たし、低温(20k)、高エネルギー分解能(33meV)高角度分解能(±0.4°)での測定が可能になった。本年度は本装置を用いて、電荷密度波を示す物質(1T-TaSe_2,TaS_2,金属-絶縁体転移を示す表面物質(Bi/Si(lll)),表面2次元金属(√<7>×√<3>In/Si(lll))について詳細な研究を行った。
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