• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

ミカヅキモの有性生殖に機能する走化性タンパク質の分子的解析

研究課題

研究課題/領域番号 11740437
研究機関東京大学

研究代表者

関本 弘之  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (20281652)

キーワードミカヅキモ / 有性生殖 / 性フェロモン / 走化性
研究概要

植物界でこれまで報告のない走化性を示すタンパク質について、以下の解析を行った。
1)走化性アッセイ系の検討
本物質の特性を検討するに先立ち、より正確で、迅速なアッセイ系の構築を目指し、改良を試みた。波長特性の異なる数種の蛍光灯を用い、光量を変え、アッセイに用いる容器も検討し、ようやく安定したアッセイ系構築の目処がたちつつある。
2)走化性タンパク質の生化学的特性の解析
以前に、有性的細胞分裂を誘起する性フェロモンを精製したが、その精製標品自身にも走化性活性が見られる。そこでこの標品をアクリルアミドゲルで分離しさらに精製度をあげることを試みた。また回収できるフェロモン量を上昇させるための検討を行った。それと並行して、有性分裂誘導フェロモンのアミノ酸配列より、ペプチド抗体を調製した。この抗体は有性分裂誘導活性を阻害するが、これを用いて走化性活性も阻害されるかを検討中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 関本弘之: "Closterium の性フェロモン"植物の化学調節. 34(2)(印刷中).

  • [文献書誌] 日向康吉: "「花」-性と生殖の分子生物学"学会出版センター(印刷中).

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi