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1999 年度 実績報告書

進化的手法を用いた機械システムの統合設計

研究課題

研究課題/領域番号 11750185
研究機関神戸大学

研究代表者

安達 和彦  神戸大学, 工学部, 助手 (30243322)

キーワード進化的手法 / 機械構造系 / 振動制御系 / 運動制御系 / 同時最適設計
研究概要

進化的手法を用いた機械システムの統合設計法を構築するために,本年度は,機械構造系と振動・運動制御系の同時最適設計問題を進化的手法を用いて記述することを試みた.
具体的には,
1.遺伝的プログラミングの利用の前段階として,「遺伝的アルゴリズム」を用いて同時最適設計問題を定式化し,数値計算による設計シミュレーションを行った.
2.同時最適設計問題を遺伝的プログラミングを用いて記述するために,機械システムの機械構造系と振動・運動制御系の力学モデルをボンドグラフを用いて木構造で表現する方法について検討を進めたが,この課題については引続き次年度も検討が必要である.
3.これらの進化的手法を用いた計算を高速に行うために,Linuxベースの小規模のPCクラスタ計算機を構築した.
4.米国電気学会(IEEE)の制御応用関連国際会議(1999 CCA/CACSD)(1999年8月,ハワイ)にて本研究課題の成果の一部について発表すると共に,同時最適設計問題(CSID)・進化的手法についての研究資料を収集し分析した.その結果,本研究課題の新規性を確認した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kazuhiko Adachi: "Redesign of Closed Loop System for Integrated Design of Structure and its Vibration Control System"Proc.of the 1999 IEEE International Conference on Control Applications. Vol.1. 80-85 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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