平成11年度の研究内容は以下のとおりである。 1)無偏光ビームスプリッタによってレーザ光を分ける際、無偏光ビームスプリッタの無偏光膜に対して正確に45度で入射させるよう工夫した。また、反射側と透過光強度を1対1で分けるのと同時にレーザに対するイメージセンサの位置を透過側と反対側であわせる必要があるが、これについては、データ処理の際に解決できるように工夫した。 2)ニトロベンゼンで満たされた6面セル内に配置された対称電極系中の任意の面において電界ベクトル分布の測定をおこなった。これにより、実験的に3方向からの測定で電界ベクトル分布の再構成が可能であることが示された。
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