1.RGB画像の出力と色彩階調ヒストグラム計測手法の確立 (1)RGB画像の出力手法の確立 汚れサンプルを用いて50万から90万画像のCCD画像をRGB画像として出力する方法を決定し、計測機器の調整とシステムの構成を決定した。 (2)RGB画像の色彩段階ヒストグラムの計測手法の確立 画像解析ツールにより任意の色の面積を算定し、面積データを出力した。そのRGB画像を用いて色彩階調ヒストグラム(256階調)と出力する方法を確定した。 (3)色彩階調分析の評価視点の抽出 色彩階調ヒストグラム(256階調)のプロフィール形を想定し、レンジ、ピーク値等の特定値と階調の評価視点との関係を整理した。 2.汚れ現象の収集とテクスチュア・発生要因の把握 (1)汚れのデータ採集 建築年数に差異のあるつぎの素材系の汚れのデータを現地にて採取した。とくに、コンクリートを主体とした橋梁・高速道路(主に排気ガスによる要因と推定される)、河川 護岸・ダム構造物(水によると推定される要因)を対象として、テクスチュア表面の画像採取を行った。
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