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1999 年度 実績報告書

哺乳動物細胞のガス感受センサーの遺伝子クローニングと機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 11770058
研究機関新潟大学

研究代表者

隠木 達也  新潟大学, 脳研究所, 助手 (10303166)

キーワードヒスチジン / リン酸化酵素 / 2コンポーネント / ガス / センサー / 酸素 / 一酸化窒素 / 一酸化炭素
研究概要

マウス脳のcDNAライブラリーから2コンポーネントシグナル伝達系に属する蛋白を規定する2つの遺伝子HPRP1(Histidine PhosphoRelayProtein-1)とHPRP2を単離し、この部分遺伝子の塩基配列を解読しました。
1.HPRP1とHPRP2のこれまでに読まれた部分間には核酸レベルで75.9%、蛋白レベルで62.1%の相同性が存在しています。
2.HPRP1とHPRP2はいずれもその構造内に2コンポーネント系に特徴的なヒスチジンリン酸化酵素ドメインと受容ドメインを持っていることが確認されました。
マウスの各臓器に発現するHPRPのmRNA量をRT-PCR法により定量解析しました。
3.HPRP1のmRNA発現は調べた7つのマウス臓器(脳、心臓、皮膚、肝臓、腎臓、大腸、肺)とES細胞株のすべてに認められました。
4.HPRP1のmRNA発現量はマウス脳、心臓、皮膚、肝臓、ES細胞株で高値であり、腎臓と大腸で中程度であり、肺では低値でした。
5.HPRP2のmRNA発現がマウス皮膚で確認されました。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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