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1999 年度 実績報告書

キョウチクトウ中毒の指標となる強心配糖体関連物質の検索および分析法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 11770234
研究機関琉球大学

研究代表者

荒尾 友則  琉球大学, 医学部, 助手 (00295304)

キーワードキョウチクトウ / 強心配糖体 / oleandrin / desacetyloleandrin / oleandrigenin / gitoxigenin / 中毒 / 分析
研究概要

キョウチクトウ中毒の生体試料からの証明を目的に,OLAN関連化合物であるoleandrin(OLAN),desacetyloleandrin(DAON),oleandrigenin(OLAG),gitoxigenin(GITG)と内部標準として用いる予定であるdigitoxigenin(DGIG)の蛍光誘導体化を試みた.
【材料及び方法】
蛍光誘導体化試薬として3-chlorocarbonyl-6,7-dimethoxy-1-methyl-2(1H)-quinoxalinone(DMEQ-COCl,同仁化学)を用い無水ベンゼン中で100℃で2時間反応させ分析した.ポンプ:Waters M600,検出器:Shimadzu RF10AXL(Ex:400nm,Em:500nm),カラム:Nova-pak C_<18>,移動相:10mM CH_3COONH_4:MeCN=55:45,流速:1ml/min.
【結果】
OLANは5.0,14.5,19.5min,DAONは5.0,19.5min,OLAGは6.7,8.9,min,GITGは4.1,8.9min,DGIGは8.6minにピークが出現した.LC-MSで分析したところOLANは14.5min,DAONは19.5min,OLAGは6.7min,GITGは8.9minのピークがそれぞれ予想されたDMEQ誘導体で,他のピークは不完全誘導体や,脱アセチル誘導体等であった.法中毒学会第17年会にてOLANの代謝物として報告したDAONについて,その検出感度を調べたところ,誘導体化せずにUV検出器を用いた場合と比べ約500倍高感度であった.

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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