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1999 年度 実績報告書

グルユユルチュイドによるマウス接触過敏反応の増強におけるサイトカインの役割

研究課題

研究課題/領域番号 11770447
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

湊原 一哉  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (20302846)

キーワードグルユユルチュイド / Pam212細胞 / サイトカイン
研究概要

Balb/cマウス表皮細胞由来細胞Pam212細胞におけるハイドロユルチゾンによるIL-1αおよびIL-6産生増強の機序を解析した。TNCB,DNCB,SDS,SEB刺激でPam細胞はin vitroでIL-1αIL6を産生した。化学刺激物質に加え各濃度のハイドロマルチゾルを加えたところ、10^<-8>-10^<-14>MでPam細胞からのIL-1α、IL-6産生を増強した。Gel shift assay によるPam細胞の核内転写因子の解析ではハプテンに10^<-6>-10^<-8>Mハイドロマルチゲルを加えたときにNF-kBの活性化を、10^<-10>-10^<-14>MではAP-1の活性化を、10^<-8>-10^<-12>Mを加えたときにNF-IL6の活性化が認められた。グルユユルチュイドは化学刺激物質の刺激による表皮細胞からIL-1αやIL-6などのサイトカイン産生の誘導を増強し、NF-kB、AP-1、NF-IL6などの核内転写因子の活性が関与している可能性が示唆された。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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