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1999 年度 実績報告書

皮膚疾患におけるB細胞関連分子RP105の発現の検討-アトピー性皮膚炎、膠原病および皮膚悪性腫瘍の病態解析-

研究課題

研究課題/領域番号 11770467
研究機関佐賀医科大学

研究代表者

三浦 由宏  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (20304892)

キーワードRP105 / B細胞 / アトピー性皮膚炎
研究概要

本研究において,新規のB細胞表面分子RP105の発現と皮膚疾患との関連について解析した。
(方法)佐賀医科大学附属病院皮膚科の入院,外来患者からアトピー性皮膚炎,リンバ腫を選択し、RP105に特異的なモノクローナル抗体(MHR73)を用いて,末梢血と組織切片を有する症例については切片内でのRP105の発現検討を行った。
(結果)
(1)アトピー性皮膚炎:患者末梢リンパ球のうち,RP105分子を発現するBリンパ球の数は健常者と比べ差を認めなかった。
(2)リンパ腫:B細胞リンパ腫,1例について末梢血と組織切片でのRP105分子の発現を検討したが,末梢血では健常者と比べ有意差を認めなかった。組織切片ではRP105の発現を認めなかった。
(本研究の問題点と今後の展開)
アトピー性皮膚炎については多くは治療中のものがぼとんどで,症例が少なく,またその重症度,年齢や性別でのグループ分けが不充分であり,現状では健常者との比較が不適当である。リンパ腫についてもわずか1症例では検討が不充分である。
今後は症例を集め、データを集積する必要がある。また膠原病患者についても同様に検討していく予定である。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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