1.正常ラット網膜へのインターフェロン(IFN-)β遺伝子の導入 Lac-Z遺伝子を持ったプラスミドをリポソームにより硝子体内に注入し、注入2日後に眼球を摘出して、液体窒素にて凍結した。クライオスタットで切片を作成の後、X-galで染色して網膜内での遺伝子導入部位を確認できたが、その部位は明らかではなかった。ついで、ラットIFN-β発現用プラスミドDNAを同様のリポソームで硝子体内注入して網膜へ遺伝子導入を計った。 2.産生IFN-βの定量分析 現在、上記の方法で正常ラット網膜にIFN-β遺伝子を導入した後、IFN-βが実際に網膜で産生されていることを確認するために定量を行なう予定である。
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