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1999 年度 実績報告書

う触を誘発するCandida albicansの歯質への付着機構の解明 菌由来変性コラーゲン(ゼラチン)結合膜蛋白の精製

研究課題

研究課題/領域番号 11771219
研究機関広島大学

研究代表者

牧平 清超  広島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (80304450)

キーワードCandida albicans / ゼラチン / コラーゲン
研究概要

本年度前期は、Candida albicansのコラーゲンおよびゼラチンへの付着に対する環境因子の影響および付着機構を明らかにする目的で以下の実験を行った。
1.C.albicansのコラーゲン、ゼラチンへの付着に及ぼす環境因子(温度、pHなど)の影響を検討した結果、さまざまな環境因子が関与していることが示唆された。
2.培養時に、EDTAや2価金属イオンなどを添加した実験を行った結果、C.albicansのコラーゲン、ゼラチンへの付着には、インテグリンの関与が示唆された。また、RGDペプチドを用いた実験よりコラーゲン、ゼラチンへの付着には、C.albicansの異なるインテグリンの関与が示唆された。
本年度後期は、以上の結果より、これらの付着に関与するインテグリンの同定実験を行った。
1.コラーゲンおよびゼラチンアフィニティーカラムの作製
2.C.albicansの膜タンパクの抽出
3.抽出膜タンパクのコラーゲンおよびゼラチンアフィニティーカラムの展開
4.SDS電気泳動および銀染色による結合タンパクの確認
以上の方法にて、コラーゲンおよびゼラチンへの結合膜タンパクをそれぞれ数種類得ている。現在、これらのタンパクの精製を行っている。次年度は、引き続き精製を行い、N末端アミノ酸配列決定の実験を行う予定である。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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