在宅療養高齢者側についての情報を収集するための質問紙を作成した。調査項目は、患者本人の状況(ADL、IADL)、患者のsocial networkに関する項目、家族状況についての項目(家族構成、主介護者の続柄、負担感)、医療機関受診の方法などである。 さらにサービス提供者側についての調査を行うため、看護婦、保健婦、ケアワーカーなどより予備的情報収集を始めている。現段階では、高齢患者の「会話時間・内容・会話の相手」といった情報が患者の認知機能、うつ状態、家族との関係などを反映する指標として看護アセスメントに有効かもしれない、との感触を得ている。 (体調不良等などの理由から調査の実施に遅れが出てしまったが、着実に進めている。)
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