研究課題
本年度はまずエラー反応時の脳内情報処理過程について精神生理学的始点から検討を行うための生体電気現象測定システムの構築を行った。特に生体アンプの時定数改造、分析システムの開発を行った。予告反応時間課題における時間的なタイミングのエラーについて尚早反応にまず焦点をあてて検討を行った結果、CNVの電位水準が前頭部で特異的に低いことが明らかになった。従って前頭部の働きが時間的なタイミングエラーと何らかの形で関連することが示された。