本年度は、ユーザインターフェース等の基礎的な部分及びデータ管理システムについて検討を行った。 ユーザインターフェースについては、現在主流になりつつあるWeb経由で検索を行う形態とした。検索は、入力されたキーワードを元に全文検索を行っている。しかし、ユーザより「蓄積されているデータを項目別に概観出来ると便利である。」という意見があり、現在、そのようなインターフェースについても検討を進めている。また、検索したソフトウエア等についてはソフトウエア自体をダウンロードできるようにする予定であったが、これは実現が難しい場合が多いことが判明した。その理由は、現場教員が作成した場合、ソフトウエアの中でアニメのキャラクタや楽曲が利用されている場合が多く、著作権に違反する場合が多いためである。 次に、データ管理システムについてはリレーショナルデータシステムを用いて開発を進めている。また、複数のデータベースサーバをネットワークによって同期して稼働させる部分については、当初の予定より開発が遅れている。これらの部分については、次年度集中的に研究を進めていく予定である。
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