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2000 年度 実績報告書

自己反映的プログラミングにもとづく動的分散ライブラリ機構の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11780197
研究機関東京工業大学

研究代表者

西崎 真也  東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (90263615)

キーワード自己反映 / プログラミング / 分散ライブラリ
研究概要

近年、多くの情報がネットワークを介してやりとりされているが、Javaのように、広域ネットワーク(インターネット)を介してバイナリ・プログラムコードをやりとりすることを想定したプログラミング言語が注目を集めている。このようなプログラミング言語においては一般に、プログラムのオブジェクトファイルやライブラリファイルがネットワーク上に分散して置かれていて、プログラム作成者や使用者以外の者が作成したものを使用することが多い。また、ネットワーク上から入手するために、そのようなファイルのセキュリティの確保が課題となっている。動的分散ライブラリ機構(とくに実行時ライブラリローディング機構)の基礎理論の確立とその理論に基づいた実現手法の提案が望まれている。本研究においては、ファーストクラス環境をはじめとする自己反映的な計算機構にもとづく、動的分散ライブラリ機構の基礎付けを目的とした。そして前年度の結果を受けて、動的分散ライブラリ機構のモデル化に取り組んだ。また、合流性などの基本的性質が、どのように、動的分散ライブラリ機構と関連しているのかということについても注目して研究を推進した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] NISHIZAKI Shin-ya: "A Polymorphic Environment Calculus and its Type-Inference Algorithm"Higher-Order and Symbolic Computation. 13・3. 239-278 (2000)

  • [文献書誌] NISHIZAKI Shin-ya: "Programmable Environment Calculus as theory of Dynamic Software Evolution"ISPSE 2000. 231-235 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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