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1999 年度 実績報告書

多重化されたネットワークにおける動的な最適経路選択法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11780228
研究機関広島大学

研究代表者

藤田 聡  広島大学, 工学部, 助教授 (40228995)

キーワード通信ネットワーク / 資源割り当て / スケジューリング / アルゴリズム / 並列・分散処理
研究概要

本研究では、多重化された通信路からなる通信ネットワークを対象とし、環境の変化に対して動的に適応可能な最適経路選択法に関する考察をおこなっている。
今年度はネットワーク資源に対する動的割当て問題とその具体的応用としてのマルチプロセッサスケジューリング問題を中心として検討をおこなってきた。具体的には通信路選択問題の一種の双対問題である節点へのラベル付け問題について考察し、グリーディアルゴリズムの性能の理論的解析をおこなった。また通信路での遅延が無視できないネットワーク上でのスケジューリング問題に注目し、遅延による効果をスケジュール長の下界によって示す方法を新たに示した。次年度はこれらの結果をさらに発展させ、具体的な通信アルゴリズムの開発につなげていく予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] S.Fujita: "Lower Bounding Techniques for the Multiprocessor Scheduling Problem with Communication Delay"Proc.Int.Conf.On Parallel Architectures and Corrpilation Techorigeues. 212-220 (1999)

  • [文献書誌] S.Fujita: "On the performance of Greedy Algorithms for Finding Maximum * configuration"Proc.of Korea-Japan Joint Workshop on Algorithems and Computation. 92-99 (1999)

  • [文献書誌] S.Fujita: "Two Approaches for Improving Fernandez and Bussello lower bound"Proc.of ICS Workshop on scheduling algorithms for Parallel/distributed computry. 21-28 (1999)

  • [文献書誌] S.Fujita: "Sparse Hypercube-A Minimal α-Line Broadcast Graph"Proc.of IPPS/SPDP 99. 320-324 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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