研究概要 |
発生や再生、損傷修復など様々な組織構築の場面において、細胞の増殖・形態変化は重要な役割を果たしている。その分子機構を解析するためには、まず細胞の形態変化をリアルタイムで詳細に観察する必要がある。そのために、細胞骨格蛋白質や細胞膜に局在する蛋白質に、GFP(Green Fluorescent Protein)を融合した遺伝子をもつトランスジェニックショウジョウバエを用意した。具体的には、tubulin-GFP,GAP-GFP,ras-GFPを得ている。さらにactin-GFPも準備する予定である。これらの組織を観察し、発生における細胞形態の変化の詳細を調べる予定である。また、様々な突然変異体において観察し、細胞の形態変化の機構を解明する予定である。
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