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2001 年度 実績報告書

京都市における高齢者福祉情報システムの開発研究:市民のボランティア活力による高齢者問題克服のための福祉情報ネットワークの構築を目指して

研究課題

研究課題/領域番号 11791004
研究機関立命館大学

研究代表者

中川 勝雄  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (60102159)

研究分担者 鈴木 みどり  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (10268138)
中川 順子  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (90074103)
長澤 克重  立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (60202222)
高橋 正人  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (20236318)
加藤 園子  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70066413)
キーワード福祉情報システム / 地理情報システム / 福祉ボランティア / 社会福祉協議会 / 地域福祉 / 高齢者福祉 / シニアサイト / 情報ネットワーク
研究概要

昨年度までは基本的な福祉情報システム構成の開発を行ってきたが、今年度はWeb型福祉GISシステムの最終的な構築作業とボランティア情報地図配信システムの構築を行った。Web型福祉GISシステムの構成はクライアント・サーバー・システムとし、サーバー上に地域福祉情報(高齢者世帯情報、福祉施設情報、地域防災情報、その他の地域情報)のデータベースを配置し、クライアントはWebブラウザを介して地域福祉情報の登録・表示・検索を行う。GIS(地理情報システム)の機能を利用することにより、地域福祉情報を空間情報として管理・表示・分析することが可能となる。ボランティア情報地図配信システムは、Web型福祉GISのサブシステムを構成し、地域福祉活動の重要な担い手となる福祉ボランティアの団体情報、活動情報を地図情報としてWWWにより配信するものである。福祉ボランティア情報を空間情報として供給することにより、社会的なボランティア情報ニーズにこたえることができる。
具体的な構築作業は大きく分けて以下の三点である。(1)誰でも操作可能なインターフェースをもたせるための、クライアントソフトのカスタマイズ作業、(2)Web型福祉GISの機能構成(図面検索、地図ビューイング、地図登録、計測、色分け、印刷機能等)の確定、(3)ボランティア情報地図配信システムの構築。またこれらの作業を進めるにあたっては次の三つの調査研究を並行して行った。(1)京都市内の学区社協において、福祉活動の中心的な担い手に対する組織活動・意識調査、(2)ボランティア意識の国際比較調査、(3)先進的シニアサイトとパブリックアクセス調査。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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