研究分担者 |
村瀬 康一郎 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (80150027)
加藤 直樹 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (30252117)
後藤 忠彦 岐阜女子大学, 文化情報研究センター, 教授 (30021306)
岩田 惠司 岐阜大学, 教育学部, 教授 (80021327)
古田 善伯 岐阜大学, 教育学部, 教授 (30015854)
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研究概要 |
遠隔教育支援システムを各教育機関相互の課題解決手段に適用することで,個別に特化されている教育機能を相互に利用可能とし,総体としての地域教育システムを開発することが可能となる。本年度はこれまでの研究成果を統合した多様な教育方法による地域の教育連携を推進する連携体制について各種の実践的研究を通して検討した。 (1)地域の教育関係機関が連携した教育体制の検討 各機関が連携・協力により解決支援可能となる課題事項を検討し,情報通信ネットワークを用いた遠隔教育により相互支援を可能とする教育システムを構想した。 (2)連携による教育課題解決のための遠隔教育支援システムの適用方法の開発 課題に対するシステムの適用を,大学と高等学校,中学校が連携する「ジョイント講座」,小規模学校間の複式解消のための「相互授業交換」として実践し,遠隔教育方法と連携の方途,役割,及び効果について検討した。 (3)ビデオ・オン・デマンド教材の開発 同期双方向を補助する学習方法としての非同期双方向の学習教材として,ビデオ・オン・デマンドによる学習教材をテレビ会議の実施結果をデータベースに記録・蓄積・配信可能なシステムを開発した。 (4)各種地域高度情報通信基盤との接続システムの開発 地域の高度情報通信基盤である岐阜情報スーパーハイウェイ,市内イントラネット等を相互接続し,機関連携による遠隔教育支援システムとして開発した。
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