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1999 年度 実績報告書

メディアフュージョンによる移動学習環境の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11792008
研究機関東京都立科学技術大学

研究代表者

福田 収一  東京都立科学技術大学, 工学部, 教授 (90107095)

研究分担者 大中 逸雄  大阪大学, 大学院・工学研究所, 教授 (00029092)
中島 尚正  東京大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00011073)
原島 文雄  東京都立科学技術大学, 学長 (60013116)
島田 一雄  東京都立航空工業高等専門学校, 教授 (60092235)
小沢 慎治  慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (70051761)
キーワード移動学習 / 生涯学習 / グローバルエンジニアリング / マネージャー / 衛星ーインタネット結合 / メディアフュージョン / アナログーディジタル技術融合 / インタラクティブ
研究概要

平成11年度は地上衛星基地局を完成させ、IP/TVとの結合を目指した検討を行った。地上衛星基地局については、ハワイ大学と11月に接続実験を行い、画像、音声などについて機能テストを行い、実験に十分な機能を有することを確認した。また、バンド幅などについて必要な容量などの検討を行った。
さらに、マネージャーを対象にした移動学習環境としては、IP/TVのようなハイテック機器が移動地になく、ファックスだけしかない場合も想定し、ファックス送信された内容を、パソコンや、IP/TVを利用して、修正できるシステムを開発した。これは、例えば、教材をマネージャーにファックス送信し、マネージャーが手書きで修正をそれに加えて、ファックスを送りかえすと、受信者(教材発信者)は、修正分を抽出し、その加工ができるシステムである。
従来も、コンピュータでファックスを送受信できるシステムはあるが、これは、受講者は通常のファックスを備えていればよく、そこにファックス送信された教材に対し、手書きで文書、図面を書き入れて返送することで、インタラクティブな学習が可能となる。しかも、これは非同期であり、しかも学習者が例え移動しても、その移動先のファックス番号を連絡すれば、ローテックのファックスを利用して移動学習環境を実現できる。本方法は、携帯電話などへの拡張も期待され、今後の移動学習環境整備の大きなツールとなると期待される。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Shuichi Fukuda: "Fusion of Physical and Virtual Worlds For Collaborative Learning : An Experience from TMIT-Stanford Shared Class"International Conferrnce on Computer Communication 1999 (ICCC'99). CD-ROM. (1999)

  • [文献書誌] Shuichi Fukuda: "What We Have Learned from our Experience from TMIT-Stanford Shared Class"1999 IEEE Int Conf. System, Man and Cybernetics. 230-234 (1999)

  • [文献書誌] 福田収一: "What Will the Internet Will Bring to Education"日本ディスタンスラーニング学会会誌. Vol.1. 12-19 (1999)

  • [文献書誌] 福田収一: "ハワイ大学との衛星中継:一つの経験"日本ディスタンスラーニング学会会誌. 1-4 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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