研究課題
今年度・平成12年度には、下記の3つの研究計画を予定し、消化した。(1)一つは、全国の公立小・中学校の学級規模別に、校長及び教員を対象に、適正な学校・学級規模及び学習指導に関する質問紙調査を実施し、その結果を『適正な学校・学級規模に関する校長及び教員の意識と指導及び勤務の実態に関する調査結果-学級編制及び教職員配置等に関する調査研究(国内班 第一次報告書)-』(平成12(2000)年7月)と題してまとめた。(2)二つめは、国内調査を補完すべく、海外現地調査(対象国はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツの4ヶ国)を行い、その成果を『欧米諸国における初等・中等学校教員の職務実態と分業システムに関する国際比較研究-米・英・独・仏を対照として-(最終報告書)』(平成13年2月)と題してまとめた。(3)三つめは、5学級規模別に、小学校(全国から計340校)・中学校(全国から計340校)の児童・生徒を対象に、算数・数学及び理科の学力テスト、学習及び生活に関する調査行い(平成12年12月〜平成13年3月)、現在、各学校からの調査結果の回収を終え、その結果を解析中である。なお、近く報告書を作成する予定である。