研究分担者 |
原田 勝 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (90012567)
金 容媛 駿河台大学, 文化情報学部, 教授 (00225020)
田村 俊作 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (70129534)
竹内 比呂也 静岡県立大学, 短期大学部, 助教授 (10290149)
逸村 裕 愛知淑徳大学, 文学部, 助教授 (50232418)
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研究概要 |
本調査研究は,アジア太平洋地域諸国が国内情報基盤整備のための情報化促進方策を策定し,特にネットワーク資源(コンテンツ)の開発によって国際的な情報発信に積極的に参画するために必要な調査,研究を行うことを目的としている。 平成12年度は,地域内におけるコンテンツ開発の事例調査として,インドネシア及び韓国において訪問調査を行った。この調査に際しては,平成11年度に開催した国際ワークショップ(平成11年11月2日〜4日,東京)において策定されたコンテンツ開発のための指針(予備版)をもとに作成されたチェックリストを用い,プロジェクトの形成,実施のためのメカニズム,主題領域,コンテンツのタイプ,作成者,利用者グループ,法的な枠組みにといった観点から調査を行った。 現在,平成11年度および今年度の訪問調査の結果を基に,地域内のコンテンツ開発についてのcross country analytical reportが作成されているところであり,地域内外の専門家を招聘して開催する専門家会議(平成13年3月26日〜28日,東京)において検討することになっている。さらにこの専門家会議では,中国,韓国,インドネシア,パプアニューギニア,イラン,ヴェトナム,フィリピンから共同研究者を招聘して各国におけるコンテンツ開発の現状や政策について検討を行うとともに,ヨーロッパ連合,英国,ユネスコのコンテンツ開発に関する政策・方針ならびに現況についてレビューを行う予定である。これらの成果については,報告書として出版する予定である。
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