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2000 年度 実績報告書

インターネットを活用した留学生に対する遠隔地教育の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11800016
研究機関名古屋大学

研究代表者

HARRISON RICHARD  名古屋大学, 留学生センター, 助教授 (70314052)

研究分担者 神田 紀子  名古屋大学, 留学生センター, 助教授 (30252290)
村上 京子  名古屋大学, 留学生センター, 教授 (00210005)
尾崎 明人  名古屋大学, 留学生センター, 教授 (60119659)
才田 いずみ  東北大学, 文学研究科, 教授 (20186919)
大野 裕  名古屋大学, 留学生センター, 助教授 (40271407)
キーワード日本語教育 / 遠隔教育 / 情報技術の教育への応用 / 3次元仮想空間 / チャット
研究概要

2000年8月から11月にかけて、昨年度に作成した「仮想名古屋大学」(Active Worlds 3次元仮想空間)を用いて実証実験を行った。実験ではオーストラリア、メルボルン大学に在籍する中級日本語学習者6名と、名古屋大学側の日本語母語話者数名とが、Active Worldsブラウザのチャット・ウィンドウにリアルタイムで書き込み、双方向の文字会話を行った。この通信記録は、メルボルン大学の日本語教員のもとに送られ、それをもとに、添削・講評などの形で学習者へのフィードバックが行われた。
11月に、研究代表者のハリソンおよび分担者の才田がメルボルン大学へ出張し、学生への面接調査を行った。その結果、日本語学習への動機付け、漢字学習、新しい語葉の習得、会話のストラテジー習得などの面において、学習者側の自己評価によっても良い効果が得られていることが判明した。(被験者数が少ないため、統計的な分析等は行っていない。)
メルボルン大学との実証実験の他、名古屋大学に在籍する留学生、および近隣の私大に在籍する留学生による小規模な授業も断続的に行った。いずれも、学習者による評価は非常に好意的であった。
これらの研究成果は、代表者のハリソンが十月に教育工学学会(鳴門教育大学,10/8-9)で、また代表者のハリソン及び分担者の才田、ウィルソン、大野が2000INTERNATIONAL CONFERENCE ON INFORMATION SOCIETY IN THE 21ST CENTURY(会津大学,11/5-8)において口頭発表を行った。
今年度得られた成果およびその反省を基に、遠隔セッションをより有効に行えるよう、3次元仮想空間の改変を行った。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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